モンゴル旅行記 1日目

1日目

 

午前11時ごろ

 

浅草、八王子、川崎、そして大阪から、偉大なるモンゴル旅行の選ばれしメンバーたちが成田空港に集結。

大阪からの1人が可哀想だということで、集まってまず最初にそいつの分の大阪→成田の飛行機代をワリカンした。

 

 

成田空港は基本的にLCCでしか使ったことがなく、、、というか海外旅行が初めてだったので、国際線のターミナルの見慣れなさに終始そわそわ。

 

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↑愛想のない声色がロボット然としていてなんとも愛くるしいパトロールロボ。

 

 

初めての国際線搭乗手続きは、ペチャクチャ喋っていると拍子抜けするほどあっさりと終わってしまった。あらゆる手続きはパスポートさえあればなんとかなるということがわかって感動するとともに、これ海外でパスポートを無くしたらヤバすぎる、、、と認識。

 

紛失時の対応をググって、いろいろ連絡して大使館に行けばなんとかなるということがわかり一安心したが、同時に日本みたいな外交ネットワークの大きな国*1*2に住んでいてよかったとも思った。

円安とか色々あるけど、日本人であれば地球上のどこでパスポートを無くしてもたいていその国の領事館や大使館で再発行して帰国できるのだとすると、地味にすごい。

 

 

そんなことを考えているといつの間にか搭乗時間に。

航空会社はMIATモンゴル航空というところで、黄色で逆三角形に象られた馬のロゴがめちゃくちゃティターンズのロゴ*3に似ていた。

 

いろんなものに触れたかったので、機内では機内誌を読み込んだ。モンゴル人バスケ選手が頑張ってることが書いてあったが、結局あとはモンゴル美女の顔立ちが大体3タイプくらいだなとかしか覚えてない。

 

着陸した直後、モンゴル人たちが一斉に拍手し始めたのが面白かった。飛行機事故がこわかったのかアースノイド至上主義者が大地を讃頌していたのかよくわからない。

 

モンゴルでの記念すべき一枚目。タラップから撮ったチンギスハーン国際空港!


モンゴルについたのは現地時間で午後7時すぎだったが、あたりはまだまだ明るくて、本当にユーラシア大陸に来ちまった感があった。*4

 

 

空港で無事荷物を回収し、現地ガイドと合流。

今回利用したツアー会社は日本人が運営しており、そこで働く現地人たちも日本への留学経験がある若者ばかりだった。

出迎えてくれた方も単語レベルであればわかる様子で、空港出口まで車を回してやるから待ってろ、と片言で伝えてくれた。

 

そんな手厚いサービスに浮かれていると、さっきの写真からものの数分でこの大雨。

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動画だと伝わりにくいが、日本では年に数回しか経験しないような大雨だった。

人生初経験の「雨季」。まじ大陸。

 

宿泊地までの道中では降ったり止んだりが続いて、しかもこれが夜8時半とかなので、大陸にも程がある。

 

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↑空港出てすぐの風景。夜20時半の夕焼け。

モンゴルの雨は局地的に降る様子。草原では雨柱もよく見える(画像右側)。

 

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↑雨粒にシバかれただけでこのはしゃぎようである(本人未許可。ごめん。でも良すぎた。)

 

ちなみにモンゴルを走る車は、体感としては9割がトヨタ車で、そのうち8割はプリウスだった。

自分たちが乗った車もプリウスで、動画にあるようにインパネ系は1ミリもローカライズされてない様子。もちろんカーナビのソフトも日本車のままなので、地図情報が表示できないせいか画面ではずっと燃費情報を表示させていた。

思わぬ地で出会うカーナビの知らない機能。。

 

 

 

そうこうしていると、道中のあまりにも大陸すぎる果てしない一本道で、果てしない渋滞が対向車線に出現。

ナーダムという祭がその日まで行われていたようで、皆帰路についているところだ、と説明を受けた。相撲やったり競馬したりと、伝統的な競技で国体みたいなことをやってるらしい。どうせならモンゴル相撲も見たかった。。。

 

 

 

 

2時間ほど車を走らせて、宿泊予定のゲルに到着。ウランバートルから離れた田舎の地域なので、かろうじて発電設備はあるものの基本的には燃料か太陽光の自家発電で、当然周囲に街灯など一切ない。宿の周囲に何があるかなどは全くわからなかった。

 

「明日以降は晴れる」という現地ガイドの言葉を信じつつ、なんとも言えないしょぼめの晩飯を食って就寝。

 

記念すべきモンゴルでの1食目。あれ、、、意外としょぼい、、、?

 

土砂降りの中ゲルに到着し一息。夜は基本的に薄暗め。
7月でも雨の夜は寒く、この夜は暖炉で火を焚いた。

 


馬乗りまくり暴れまくりの2日目に続く!